
では、750mmのカーボンファイバー加熱管について話しましょう。
厚いコーティングや密度の高いポリマーを扱う場合、どうしても対処が難しいですよね。ほとんどのヒーターは表面だけを加熱し、内部は冷たいままです。だからこそ、私たちはこの750mmの中波加熱管を開発したのです。
熱が上側に跳ね返るのではなく、実際に材料の中深くまで伝わります。これにより、素早く加熱するのではなく、ゆっくりと均一に加熱できます。
この装置の特徴
220Vで動作し、1200Wの出力があります。750mmの長さ全体に均等にエネルギーが分配されるため、不快な熱点が生じず、製品の品質が低下することもありません。また、標準的な産業用電源に対応しているので、大きな変圧器を使う必要がありません。
最も良い点は、従来のタングステンやハロゲンフィラメントの代わりにカーボンファイバーを使用していることです。金属製のフィラメントは何千回も加熱・冷却を繰り返すと曲がったり変形したりしますが、カーボンファイバーはそうなりません。ずっと真っ直ぐで、耐久性も高いのです。
注意すべき点
設置は比較的簡単ですが、取り付けブラケットには注意が必要です。端を強く押しすぎないようにしてください。内部のカーボンファイバーは非常に強いですが、外側の石英ガラスは乱暴に扱うと割れてしまいます。
工場での活用方法
PETの吹き込みや乾燥工程で使う場合、この装置は問題なく使用できます。従来の抵抗式ヒーターよりもずっと早く温まるので、毎朝の作業時間を節約できます。
ただし、1200Wという出力はかなりの熱量を発生します。装置を狭い空間に密集させると、制御用の配線が溶けてしまう可能性があります。十分なスペースを確保し、冷却ファンや換気装置を利用して、筐体が過度に熱くならないようにしましょう。