
では、この360mm、700WのカーボンファイバーFIRランプについて話しましょう。
何かをしっかりと加熱しようとしても、結局は表面だけが焼けてしまった経験はありませんか?それは本当に厄介です。だからこそ、私たちはこのランプにカーボンファイバーを使用したのです。
ほとんどの人は、タングステンフィラメントを持つ従来のクォーツヒーターに慣れていますが、これは違います。カーボンファイバーを使用することで、熱を遠赤外線領域まで送り込むことができます。つまり、熱が深くまで届くのです。
パワーとサイズ
360mmの長さと700Wの出力に決めました。これなら、急速に熱が発生し、かつフィラメントが1週間で燃え尽きることもありません。
ちなみに、これらのランプはほとんどの工業用コントローラーと互換性がありますが、電源装置には注意が必要です。起動時には少し電流が増加するため、誤ってブレーカーが落ちてしまわないように気を付けてください。
なぜカーボンファイバーが重要なのか
金属製のフィラメントは、高温になると垂れ下がったり変形したりしますが、カーボンファイバーはそういうことがありません。形状が変わりません。
遠赤外線エネルギーであるため、材料の奥深くまで熱が届きます。厚い塗装や密度の高いプラスチックを乾燥させる際には、非常に役立ちます。表面だけを加熱する場合に見られる、気泡や変形した端の問題も起こりません。
ただし、注意点があります。ガラス部分には気を付けてください。
クォーツ製のケースは、フィラメントが酸化するのを防ぐためにありますが、繊細です。素手でガラスに触れると、皮膚から出る油分が「ホットスポット」を作り、最終的には管が割れてしまいます。必ず清潔な布や手袋を使ってください。
設置方法
これらのランプは、中型の硬化オーブンやPET加熱装置に取り付けるのに最適です。従来の抵抗式ヒーターよりもはるかに速く反応します。
ただし、クォーツは壊れやすいので、機械が激しく振動したりする場合は、単純に固定するだけではダメです。高温度用の緩衝装置を使う必要があります。そうしないと、360mmの管がシール部分で折れてしまう可能性があります。
また、ランプと被加熱物との距離にも注意してください。ランプが近すぎると、クォーツ自体が過熱してしまいます。勤務中にランプが壊れるのは避けたいですよね。