
では、500mmカーボンファイバーFIRランプについて話しましょう。 もし、何かの加工中に表面が焦げてしまった経験があるなら、どれほどイライラするかわかるでしょう。本来は熱を材料の内部まで伝えたいのに、実際には表面だけが焼けてしまいます。まさにそのために、私たちは500mmカーボンファイバーFIRランプを開発したのです。 ハロゲン式の短波ランプとは異なり、このFIRランプはより長い波長を利用しています。つまり、「打撃」ではなく「浸透」によって熱を伝えるのです。そのため、加工対象物の中心部まで熱が届きます。 パワーに関する詳細 500mmのサイズなので、ほとんどの中型オーブンや乾燥装置に簡単に取り付けられます。全体にわたって均等にパワーを分配することには多くの時間を費やしました。誰もが、部分的に過熱してしまうことを望んでいないからです。 注意すべき点は、温度上昇にかかる時間はパワー密度に依存します。高いワット数では素早く熱くなりますので、配線の太さや電源の能力が十分かを確認してください。配線が細すぎて端子が過熱してしまうのは避けたいです。 チューブの中身は何か? 高純度の石英の中にカーボンファイバー製の加熱要素が入っています。なぜカーボンファイバーかというと、従来のニクロム線よりも優れた耐熱性を持っているからです。急激に温度を上下させても、カーボンファイバーは曲がったり壊れたりしません。石英管はフィラメントが酸化するのを防ぐ役割を果たしますが、透明なのでFIR放射線がそのまま通過します。 実際に使える場面とデメリット このランプは、PETの成形や塗料の硬化、プラスチックの溶接など、さまざまな場面で活躍します。特に、表面を溶かすと大変なことになる厚壁のポリマーの加工には非常に便利です。 しかし、これは「即時的に効果が出る」というわけではありません。カーボンファイバーは短波石英よりも少し時間がかかってピーク温度に達します。もし、精密な温度制御が必要な場合は、PIDコントローラの設定を調整する必要があります。 また、ちょっとしたコツとして、ランプと対象物との間に適度な距離を保つことです。距離が近すぎると、熱がランプの端まで戻ってしまい、損傷を引き起こす可能性があります。適切な距離を保てば問題ありません。